虹色シンデレラ
哲翔さんの話を要約すると、
お嫁さんが初めて実家に帰ることを初泊まりというらしい。
それには色々なルールや決まりがあり、簡単にはいかない。
持って行くお土産の準備もあるし、警護だってつけないといけない。
それに、初泊まりは哲翔さんと2人で行かなくてはいけない。
だから、すぐには無理。
「悪いけれど、来週は諦めて」
「えー・・・・ヤダ」
「虹子?」
「だっておかしいじゃない。何で自分の親に会いに行ったらいけないの?それもただ遊びに行くわけじゃないし。誕生日のお祝いをしに行くのを止められる意味が分からない」
「決まり事なんだ。聞き分けてくれ」
「イヤ」
「虹子」
哲翔さんが困り果てている。
でも、私だって譲れない。
「絶対にイヤです」
そう言って、私は立ち上がった。
お嫁さんが初めて実家に帰ることを初泊まりというらしい。
それには色々なルールや決まりがあり、簡単にはいかない。
持って行くお土産の準備もあるし、警護だってつけないといけない。
それに、初泊まりは哲翔さんと2人で行かなくてはいけない。
だから、すぐには無理。
「悪いけれど、来週は諦めて」
「えー・・・・ヤダ」
「虹子?」
「だっておかしいじゃない。何で自分の親に会いに行ったらいけないの?それもただ遊びに行くわけじゃないし。誕生日のお祝いをしに行くのを止められる意味が分からない」
「決まり事なんだ。聞き分けてくれ」
「イヤ」
「虹子」
哲翔さんが困り果てている。
でも、私だって譲れない。
「絶対にイヤです」
そう言って、私は立ち上がった。