虹色シンデレラ
夕方まで、大学のレポートを片づけながら2人で過ごした。


「じゃあ、俺ちょっと出かけてくるから」

立ち上がった哲翔さん。


「今から?」

「ああ、もう虹子も逃げ出さないだろうから、見張りもいらないだろう」

「何よそれ」

誰も頼んでないし。


ジムに行ってからマンションに寄ると出て行った。
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