虹色シンデレラ
次に目が覚めたのは朝方。

外もようやく明るくなったところ。

そして、

私の隣には哲翔さんが眠っている。


なぜ?

そう言えば、「一緒に寝る?」って言った気がする。

でも、

本気ではなかった。

まさか本当に一緒のベットに寝るなんて。



「う、うーん」

哲翔さんが寝返りを打った。


その拍子に私に腕を乗せてくる。

ウワ、重い。

それに凄い筋肉。

細マッチョなのね。



「ゴメン、重いよな」

えっ。
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