虹色シンデレラ
結局、パンツにカーディガンの楽な格好で私は哲翔さんの車に乗り込んだ。
そういえば、哲翔さんの車って初めて。
っていうか、二人で出かけるのも初めて。
「1時間半くらい走るから、寝てていいぞ」
「はあぁ」
乗り込んですぐに言われてもねえ。
「疲れたら運転変わるわよ」
「ええ、虹子が?」
うん。
うなずいた私に、
「ないわー。怖くて乗っていられない」
「なんでよ。私だって免許持ってるんだから」
「へー」
不思議そうに見られた。
そういえば、哲翔さんの車って初めて。
っていうか、二人で出かけるのも初めて。
「1時間半くらい走るから、寝てていいぞ」
「はあぁ」
乗り込んですぐに言われてもねえ。
「疲れたら運転変わるわよ」
「ええ、虹子が?」
うん。
うなずいた私に、
「ないわー。怖くて乗っていられない」
「なんでよ。私だって免許持ってるんだから」
「へー」
不思議そうに見られた。