虹色シンデレラ
いつもは菅原さんや乃梨子さんが側にいて、哲翔さんと2人になることは少ない生活。
それ自体に不満はない。
というより、そんなものだと思ってきた。
「こら、寝ながら食うな」
床にごろんと寝転んでポテチをつまみながら本を読んでるところを注意されてしまった。
「はーい」
そういえば、哲翔さんはいつもきちんとしていてゴロゴロしてる姿を見たことがない。
私がぐうたらなのか哲翔さんがお行儀がいいのかわからないけれど、こんな小さなことで育ちの違いを感じてしまう。
「夕飯どうする?」
「うーん」
冷蔵庫にはたくさんの食材があったはず。
「食べに出るか?」
「いいわ、何か作る。お口に合うかわからないけれど」
「そうか。じゃあ、手伝うよ」
「うん、お願いします」
さあ、何作ろう。
それ自体に不満はない。
というより、そんなものだと思ってきた。
「こら、寝ながら食うな」
床にごろんと寝転んでポテチをつまみながら本を読んでるところを注意されてしまった。
「はーい」
そういえば、哲翔さんはいつもきちんとしていてゴロゴロしてる姿を見たことがない。
私がぐうたらなのか哲翔さんがお行儀がいいのかわからないけれど、こんな小さなことで育ちの違いを感じてしまう。
「夕飯どうする?」
「うーん」
冷蔵庫にはたくさんの食材があったはず。
「食べに出るか?」
「いいわ、何か作る。お口に合うかわからないけれど」
「そうか。じゃあ、手伝うよ」
「うん、お願いします」
さあ、何作ろう。