虹色シンデレラ
四日目。

今日もソファーで目を覚ました。


自分でも気づかないうちに疲れがたまっていたらしく、目が覚めたのは9時過ぎ。


あっ、朝食の時間が過ぎてしまった。

おかしいな、いつもなら乃梨子さんが起こしてくれるのに。


あれ?

ドアが閉まっている。


きっと静かに寝かせておこうと思ったのね。

でも、

私は立ち上がり部屋のドアを開けた。

閉めていたら哲翔さんが帰ったことに気づかない。


んん?

ドアを開け、再びソファーに戻ろうとした私の足が止まった。
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