虹色シンデレラ
許嫁は暴君
さて、そろそろ帰りますか。
これで帰りが遅くなっては、哲翔の怒りに油を注ぐことになりかねない。
怖い怖い。
出会った頃に比べたら随分と打ち解けて、二人でいることに違和感を感じなくなった。
優しくもしてくれるし、
愛おしいと思うこともある。
でも、何かの拍子にスイッチが入ると、わがまま王子が顔をのぞかせる。
本当に、扱いにくいったらありゃしない。
まあ、色んな物をいっぱいに抱えている哲翔だから、仕方ないのかもしれないけれど。
もう少し肩の力を抜いて、楽に生きられればいいのになって思ってしまう。
そんな思いがあるからだろうか、
「幸せか?」「苦しくないか?」「哲翔といればずっとこのままだぞ」
祐介くんの言葉が私には響いた。
まずいな、私もかなり弱ってるみたい。
これで帰りが遅くなっては、哲翔の怒りに油を注ぐことになりかねない。
怖い怖い。
出会った頃に比べたら随分と打ち解けて、二人でいることに違和感を感じなくなった。
優しくもしてくれるし、
愛おしいと思うこともある。
でも、何かの拍子にスイッチが入ると、わがまま王子が顔をのぞかせる。
本当に、扱いにくいったらありゃしない。
まあ、色んな物をいっぱいに抱えている哲翔だから、仕方ないのかもしれないけれど。
もう少し肩の力を抜いて、楽に生きられればいいのになって思ってしまう。
そんな思いがあるからだろうか、
「幸せか?」「苦しくないか?」「哲翔といればずっとこのままだぞ」
祐介くんの言葉が私には響いた。
まずいな、私もかなり弱ってるみたい。