虹色シンデレラ
翌日の午後まで、私はベットから出なかった。


朝食も昼食も食べることなくジッとしていた。


哲翔は、いつものように朝早く出て行った。


昼前になって届いたメール。

『すまなかった。気持ちが暴走してしまった。

許してほしいと言うつもりはない。

昨日の俺は最低だった。

でも、

頼むから、

どこにも行かないでくれ』


うなだれる哲翔が目に浮かぶ。

クスッ

この状況で笑える私、おかしいなあ。
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