虹色シンデレラ
悲劇
咲良さんの選択
頬をなでる風が、少しずつ暖かく感じるようになった。
裏庭の花壇にもチューリップやクロッカスが小さな芽を覗かせる。
さあ、いよいよ新年度。
不安や心配事はつきないけれど、頑張っていこう。
そう思っていた。
新しいスタートのはずだった。
なのに・・・
嫌なことは続くもの。
咲良さんが、
マンションのベランダから身を投げた。
落ちたのは5階。
ちょうど植え込みの中に落ちる形となった為、幸い命は取り留めたが、
意識不明の状態。
裏庭の花壇にもチューリップやクロッカスが小さな芽を覗かせる。
さあ、いよいよ新年度。
不安や心配事はつきないけれど、頑張っていこう。
そう思っていた。
新しいスタートのはずだった。
なのに・・・
嫌なことは続くもの。
咲良さんが、
マンションのベランダから身を投げた。
落ちたのは5階。
ちょうど植え込みの中に落ちる形となった為、幸い命は取り留めたが、
意識不明の状態。