虹色シンデレラ
しばらくして、祐介くんの声は聞こえなくなった。

哲翔もそれ以上は求めず、

私を優しく抱きしめた。


「包帯と食事を持ってくるわ」

「まだいいよ」

もー。

どうしちゃったのよ。


「もう少し、充電させて」

哲翔ったら。



それからしばらく2人で過ごした。
< 494 / 579 >

この作品をシェア

pagetop