虹色シンデレラ
「ただでさえ高宮家は注目されているから、あなたの名前を聞いた人が色々書き込んだらしいの」

ふーん。

なんとなく想像できる。

でも、

「大丈夫よ、母さん。私平気だから」

「本当?」

「うん」

覚悟はできている。


「じゃあ」と渡された携帯。


まずは哲翔からのメール確認し、思わずウルッとする。

私に為に怒ってくれているのか伝わってきて、うれしかった。

ごめんね哲翔。

そして、ありがとう哲翔。
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