虹色シンデレラ
犯人が祐介くんって言うのは、ちょっと驚いた。

でも、腑に落ちる点も多々ある。

私自身も、もういいよって気持ちの方が強い。

すべては高宮の家に振り回された結果のような気がして、誰を恨む気にもなれない。



「着きました」

「はい」

別荘の玄関に着けられた車。


哲翔が外まで迎えに出ていてくれる。
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