虹色シンデレラ
11時までバイトをして家に帰ったのは12時過ぎ。

明日起きたら康生を懲らしめてやる。
そう思ってベットに潜り込んだ。
しかし・・・
事はそんなに単純ではなかった。


トントン。

「虹子」
ドアの外から父さんの声。

えー、まだ眠いのに。
時計を見ると・・・8時。

「どうしたの?」
パジャマのまま、眠い目をこすってドアを開けた。

ん?
「どうしたの?」
もう1度言ってしまった。

それだけ父さんの顔が怖かった。
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