虹色シンデレラ
私が引きこもっている間に、たくさんの連絡をいただいた。
『こんなことになってごめんなさいね。出来ることなら家にいらっしゃい。みんな待っていますよ』
と、綺麗な筆文字のお手紙がおばあさまから。
『あなたが来てくれれば、ご両親も弟さんも全力で守ります。難しい決断とは思うけれど、考えてみてください』
お母様からの電話。
『家の事情に巻き込んでしまったようで申し訳ない。ただ、今は表だっては何も出来ない。虹子さんが家に来てくれるとなれば宮家としてお守りするし、断るならなかったことと言い張ることも出来る。決断は虹子さんに任せます。難しい問題だと思うけれど返事を待っています』
父さんを通じて聞かされたお父様の言葉。
正直、動揺した。
どちらにしてもこのまま私が家にいたのでは家族は日常生活が送れない。
父さんや母さんも仕事に影響が出ているし、私自身も大学に行けない日が続いている。
この生活はもう限界。
『こんなことになってごめんなさいね。出来ることなら家にいらっしゃい。みんな待っていますよ』
と、綺麗な筆文字のお手紙がおばあさまから。
『あなたが来てくれれば、ご両親も弟さんも全力で守ります。難しい決断とは思うけれど、考えてみてください』
お母様からの電話。
『家の事情に巻き込んでしまったようで申し訳ない。ただ、今は表だっては何も出来ない。虹子さんが家に来てくれるとなれば宮家としてお守りするし、断るならなかったことと言い張ることも出来る。決断は虹子さんに任せます。難しい問題だと思うけれど返事を待っています』
父さんを通じて聞かされたお父様の言葉。
正直、動揺した。
どちらにしてもこのまま私が家にいたのでは家族は日常生活が送れない。
父さんや母さんも仕事に影響が出ているし、私自身も大学に行けない日が続いている。
この生活はもう限界。