帰ってきた、生んで終わりじゃねーのよ
よく中学受験界において、ワーキングママと専業ママのどちらがサポート力が強いか

という話題が持ち上がります

何しろたった12歳の子供が受験という巨大な仕分け戦へ臨むにあたり、親の助けは必要だと盛んに言われているからです

専業ママはびっちり子供へ張り付き、見張れるから成功率が高いなどとも言われますが……

現実はそうでもないようです

親がフルタイムで働いていても超難関校へ合格する子はしますし、専業でも合格しない子はしません

近所に居る昔ながらの酒屋さんのお子さんは親御さんが全く受験に関心が無いのに、自ら超難関校に挑むと宣言して合格しました

逆に専業主婦で義両親の手前、どうしても私立受験をしなければならないというご家庭が不合格だったり

親が働いていようがいまいが、本人のやる気次第なんでしょうね

よく塾が勧誘の資料で使う合格体験記の親のコメントで親子、手に手を取ってという言葉を見かけますが、正直、そこまでしないでもいいかなと思います

本人が熱望すればやる気を出すし、またその逆もあり

うちのように嫌な子や恐ろしい先輩が居る中学を回避したいっていうのは中途半端で温い理由かも知れません

だからTは直前期までガタガタしていたんじゃないだろうかと今になって思います
< 91 / 182 >

この作品をシェア

pagetop