帰ってきた、生んで終わりじゃねーのよ
会場の入り口で子供と別れ、用意されていた保護者控え室に行くのが普通なのですが三上は全身スーツで固め、ブランドバッグを手にしたカッチカチのママ軍団と一緒に待つのは苦痛なので外へ出て、来る途中で目にしたおっさん御用達カフェへ

ここで試験が終わるまでヴォケーっと過ごしたかったのですが、何だか落ち着かず

受かろうが受かるまいがと思っての軽い気持ちの初戦、しかし、やっぱり受験は受験

こんな時、かーちゃんは頭の中に走馬灯が浮かんできます
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