【短】時をこえて好きだと言うから
「俺も最初はかなり驚いたよ。解除のやり方もわかんなかったし」
少し笑いながらひろくんは言った。
「それから今まで実験して、やっと俺にも少しずつわかってきたんだ」
「どういうこと…?」
「この力を発動させるには『目を閉じること』と『念じること』がキーなんだってわかった」
「他の状況では何も起こらないってこと?」
「そうみたい。解除も同じ状況じゃないとできないし」
「いろいろ決まりがありそうだねー。お父さんとかお母さんには話した?」
「話してないね。だって朱里ちゃんに初めて知られたわけだし」
「あたしが最初!?」
「うん♪それも偶然だし、俺もびっくり。きっとあのとき俺に触ったから…」
「あ、肩!?そんなことで!?」
「よくわかんないけど、それしか考えられないんだよね」
なんだかいろいろなことにドキドキした。
これは本当に単なる偶然!?
……なんてね。
少し笑いながらひろくんは言った。
「それから今まで実験して、やっと俺にも少しずつわかってきたんだ」
「どういうこと…?」
「この力を発動させるには『目を閉じること』と『念じること』がキーなんだってわかった」
「他の状況では何も起こらないってこと?」
「そうみたい。解除も同じ状況じゃないとできないし」
「いろいろ決まりがありそうだねー。お父さんとかお母さんには話した?」
「話してないね。だって朱里ちゃんに初めて知られたわけだし」
「あたしが最初!?」
「うん♪それも偶然だし、俺もびっくり。きっとあのとき俺に触ったから…」
「あ、肩!?そんなことで!?」
「よくわかんないけど、それしか考えられないんだよね」
なんだかいろいろなことにドキドキした。
これは本当に単なる偶然!?
……なんてね。