【短】時をこえて好きだと言うから
「いいや?全然♪俺も同じようなこと考えてたし」


「え?」


「あ、えっと…やっぱ後悔はしたくないなって話!!」


「でしょ〜?……あのね?」


「うん?どうかした?」


あたしは意を決して話す。


「留美ちゃんに……告白されたんだよね?」


「え…何で知ってるの?」


「留美ちゃん美人だもん。みんな噂してるよ?」


「そうなんだ…断ったけどね」


「何で断ったの?」


「う〜ん……留美ちゃんといるより、朱里ちゃんと話してる時間の方が好きだからかな?」
< 16 / 67 >

この作品をシェア

pagetop