【短】時をこえて好きだと言うから
「ふ〜…そろそろ戻ろうか?」


立ち上がるひろくん。


「ゴホッゴホッ…」


「大丈夫?風邪?」


急に咳込むひろくん。


「そうなのかな?最近寒いしね。朱里ちゃんも気をつけて」


「うん♪ありがと」


「あ…そうだ」


「どうかした?」


「今度遊びに行こうよ、ちゃんとした普通の時間に♪」


「へ?」


「嫌ならいいけど」


「い、嫌じゃない!!行く!!行きたいっ」


うれしすぎる誘いに、とにかく感動した。


うれしさに限界はないのかな?
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