【短】時をこえて好きだと言うから
「俺、これからもずっと朱里ちゃんのそばにいるから…」


真剣なひろくんの目に戸惑うあたし。


「え…ひろくん!?」


「守るからね」


「…………ありが…と」


真っ赤になったあたし。


この言葉を言うのが精一杯だった。




あたしはまだ




ひろくんの言葉の意味も知らずに




ただドキドキしていた……




家に帰っても考えるのはひろくんのこと。




明日こそ……告白しよう。


あたしはやっと決意した。


この気持ち、ひろくんに伝えるんだ!!
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