【短】時をこえて好きだと言うから
『朱里さん?……朝居紘史の母親です』
母親?
「お母さんですか?ひろくんは!?」
『ひろは……うっ…』
電話越しに啜り泣く声が聞こえる。
ひろくんのお母さんまでどうしちゃったの?
「あ、あたし…今から行きますからっ」
それだけ言って電話を切った。
きっと家に行けば笑顔のひろくんがいるもん。
あたしはただ走った。
母親?
「お母さんですか?ひろくんは!?」
『ひろは……うっ…』
電話越しに啜り泣く声が聞こえる。
ひろくんのお母さんまでどうしちゃったの?
「あ、あたし…今から行きますからっ」
それだけ言って電話を切った。
きっと家に行けば笑顔のひろくんがいるもん。
あたしはただ走った。