【短】時をこえて好きだと言うから
それでも俺は、力を使うのを止めなかった。

どうせ短い命

好きなように生きたいじゃん?




前に俺、聞いたよね?

もし朱里ちゃんにこの力があったらどうするかって。

そしたら、大好きな人のそばにずっといたいって言ったよね?




力、命…どっちの理由も、朱里ちゃんの言ったことに当てはまると思った。




つまり俺は、俺の大好きな人と一緒にいようって決心したんだ。




気付いてた?




俺、朱里ちゃんのことが大好きなんだ。




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