今夜,君の部屋にいく






「それより、お前、

今日はなに焦がすわけ??」



彼女の目に吸い込まれそうになった瞬間の、

おれの口から

ようやくでてきた言葉。



皮肉ってみると、

彼女はすぐに、

赤い顔でおれをみてくれるんだ。



まっすぐに。





「はぁ??

焦がすの決定なわけ??

あたしだって簡単なのはできるよ!!」













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