今夜,君の部屋にいく






「んんっ」


この感触。


昨日と同じ。


でも………、


昨日より


優しく感じる………。



男の舌の動きに

軽くあわせた、

あたしの舌。



エレベーターのドアは開きっぱなしだし、

だれかに見られたら、

どうすんだっつーの……。



そんなのわかってるのに、

あたし、

この唇から

離れたくない……。
















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