今夜,君の部屋にいく






時間は本当にあっという間に過ぎて、

放課後になってしまった。



「なんか、おしゃれしてるね♪

どっかいくの??」



「いっ、行かないし!!」



トイレの鏡の前で、

なんとなくグロスを塗ってたとき、

一番の親友の絢也(アヤ)が

楽しそうにあたしを見る。



グロスなんて、

いつも塗ってるし。


そんなおしゃれもしてないし。



別に、

あいつに会うからとかじゃないし…。















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