今夜,君の部屋にいく
「ふーん??」
絢也はスカートを短くしながら、
首を上下に動かしてる。
絢也の間接的な攻撃に
耐えられなくなったあたしは。
「き、今日、用事あるから。
じゃあねっっ!!」
早口でそう言って、
攻撃を交わした。
あっ。
作戦、失敗。
絢也と用事を無理矢理作って、
あいつに
「用事あるから」
って断るつもりだったのに。
はぁ。
だめじゃん。あたし。
こんなにおしゃれしたら、
男になんか言われちゃうよ。