桜の城のノクターン

二人時々猫探し



大通りに出て、まずは飼い主の家へ向かう。




もしかしたら家に帰っているか、その近くにいるかもしれないと踏んでのこと。




大通りを人通りの多い中心街から郊外へ続く方へと歩いて行く。





「にゃあ」



足元で変な声がしたので見てみると子猫がフェニルの足に擦り寄っていた。



「わぁ、かわいい」



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