ピュアラブ

私はドアに鍵をしめ、また気付く。

自転車の鍵忘れた…


また鍵を開けて…何て考えると気が遠くなりそう。


もう、歩いて行こう。


憂鬱な気持ちで歩き始める。


少し歩くとコンビニが見えて来た。


やけに騒がしく感じる、いつものコンビニ。


ようやくコンビニにたどり着くと、見たことのある車。


まさか…ね。


なんて思っていた私は店内に入るとイキナリ、ヤツと目が合った。


すぐ目をそらすヤツ。


私はお弁当コーナーに行くとヤツに話掛けた。

「アンタもこの辺に住んでんの?」


私の質問に答えようとしないヤツ。


まぁいいや、なんて思いながら適当にお弁当を選び、コンビニを出た。


お弁当を食べると私は気を失う様に眠りについた。

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