ピュアラブ

「う…んー」

私は勢いよく伸びをして時計を見た。

もう既にお昼の時間。

私はシャワーを浴びようとお風呂へ向かった。

シャワーを頭から浴びて昨日の事を思い出す。

あの後、私は俯いて「うん」としか答えられなかった。

「別に何もしねーよ」

リョウ先輩はそう言ってたけど、私にはわからなかった。

何もしない様な関係の女の子を部屋に呼ぶって事が私には分からない。

私はモヤモヤした気持ちのままお風呂を出た。

しばらくボーッとテレビを見ていると携帯が鳴った。

携帯を見ると、アイからメール。

―――――――――――
今日、飲みに行こうって
話が出てるんだけど、
ミワコもおいでよ!
リョウ先輩は来ない
けどね〜(笑)
―――――――――――

飲みかぁ…
最近全然行ってないなぁ。

私は行くとアイにメールを送った。

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