ピュアラブ

そして夜7時、私は店の前にいた。

「ミワコー」

私の名前を呼びながら抱きつくアイ。

「お疲れー」

私もアイを抱き締める。

そしたら

「ミワコー」

私の名前を呼んでアイの真似をしながら走ってくるノブ先輩…

「ノブ先輩は嫌ですー」

私はそう言ってノブ先輩を避けた。

「ミワコ冷てぇ」

不貞腐れるノブ先輩の後ろにはヤツが居る。

「アンタも来るの?」

「つーか俺の運転だし…そしたら俺飲めねぇし…」

グチグチ言ってるヤツを見て私とアイは大笑いをした。

そしてヤツの車に乗り、近くの居酒屋へ向かった。

.
< 40 / 94 >

この作品をシェア

pagetop