ピュアラブ
「てかさ、さっき言いかけた話何?」
電車に揺られながらアイが聞く。
「あぁ、実はね…」
私は昨日の事を話した。
繁華街に着いても話は終わらず、服を見ながらも話した。
「ミワコ…それって…」
全てを話終えた私にアイは言う。
「完璧にリョウ先輩ヤキモチ焼いてるよ!それにさ、わざわざ夜勤入ってただけで家まで来る?もうミワコ告っちゃいなよ!」
もうアイはマシンガントーク。
「告っちゃいなよってそれは早いよ。」
「いや、早くない!確実にリョウ先輩はミワコに惚れちゃってるよ!」
「そんなの、わかんないじゃん…」
私は買おうか迷っていた服を置いた。