わたし竜王の番(つがい)です ~気が付けば竜の国~
いつの間にか追加のお料理がテーブルに並んでいて、ここのテーブルだけどこかのレストランで女子会をしている雰囲気になっている。
ついつい料理にお酒にと手が伸びる。
クリフ様の鱗のおかげかコルセットの苦しさを感じないのだ。
自分の胸から下のドレスを眺めても触って確認してもコルセットは緩んでいない。
苦しくないのに補正できているってもはや女性にとっては神なんじゃないかしら。
クリフ様の言った通りだわ。
それさえあれば身体の不調を訴えることはないと。
「それにしても、楓さまは本当におかわいらしいですわ。クリフォード様が自慢するのもわかります」
侍女のパメラさんがにこっりとほほ笑む。
「ええ。下界から戻った途端、”番がいた”と大騒ぎして宮殿の改築を指示したり、楓さまのためにドレスや小物を準備されて政務はマルドネス様に一任されてしまうし、それはもうすごい勢いでしたわ」
女性騎士のビエラさんがころころと笑い出した。
ビエラさん、騎士の制服がとても用お似合いなスレンダーな美女だ。
「私はクリフォード様の護衛、ラウルの家内です。私とラウルはもうかれこれ100年ほどクリフォード様のことを知っておりますがクリフォード様があのように上機嫌なのを初めて見ました」
「わたくしもですよ」オリエッタ様が深く頷く。
ついつい料理にお酒にと手が伸びる。
クリフ様の鱗のおかげかコルセットの苦しさを感じないのだ。
自分の胸から下のドレスを眺めても触って確認してもコルセットは緩んでいない。
苦しくないのに補正できているってもはや女性にとっては神なんじゃないかしら。
クリフ様の言った通りだわ。
それさえあれば身体の不調を訴えることはないと。
「それにしても、楓さまは本当におかわいらしいですわ。クリフォード様が自慢するのもわかります」
侍女のパメラさんがにこっりとほほ笑む。
「ええ。下界から戻った途端、”番がいた”と大騒ぎして宮殿の改築を指示したり、楓さまのためにドレスや小物を準備されて政務はマルドネス様に一任されてしまうし、それはもうすごい勢いでしたわ」
女性騎士のビエラさんがころころと笑い出した。
ビエラさん、騎士の制服がとても用お似合いなスレンダーな美女だ。
「私はクリフォード様の護衛、ラウルの家内です。私とラウルはもうかれこれ100年ほどクリフォード様のことを知っておりますがクリフォード様があのように上機嫌なのを初めて見ました」
「わたくしもですよ」オリエッタ様が深く頷く。