。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ーーーーーーーー良かった。

守れた俺。
舞ちゃんに、なんかあったら死ぬよ俺」


本当に好きなんだな。

黒のーーーーー。
本当に大切な人。


「死なないでっ、大丈夫。

私が、命を繋ぐから危険な目にあっても大丈夫!
それに、私には黒くんがいる。

守ってくれるんでしょう?」

















「羨ましいな、あー言うの」





呟いたのは、白だった。

「ーーーーあげはじゃなくちゃだめなわけ?」


こだわって欲しくない。

俺はあげはしか無理だけど、こだわって欲しくない。




「ーーーー俺は、数ある星の中からたった一つを見つけた。
それが、あげはだよっ。


龍には悪いけどこの恋は"譲れない"。」




ーー数ある星の中で、たった一つを見つけたーー





「やっぱり、俺あげはが好きだよ」




それは不意に落ちて来た言葉。

俺じゃないあげはに向けてだ。






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