。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
ずっと、これからもあげはしか見えないし
欲しくない。

忘れようと願ったことは、一瞬だけ。




「知らない、あたし寝る準備するから!」


パシッ。




立ち上がったあげはの、手を咄嗟に掴んだ。


驚いた顔の、あげは。








「ーーーー白?」


君が、俺の名前を呼んだ。








「ねえ、あげは。

俺はあげはしか、無理だけど、どうしても龍じゃなきゃダメなの?」






困った顔の君。




黙ってるだけのみんな。






「ーーーーあたしは、龍がっ!」




ごめん。



我慢出来ない。

気持ち押し付けてばかりで、ごめん。


だけどーーーーーー







「白っ、何してんだよ!?」















龍の罵声も、関係ない。






「ーーーーーーーーキスしたけど?

だって言ったろ?
俺にはあげはしか、見えないって」





自己中って思う?


だけど、初めて会った時から
あげはにしか、興味がない。


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