。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
ポンポン。
はあ?
今、弟に頭撫でられたんだけど。
「ありがとうな。
だけど大丈夫。
あげはが、笑ってればそれでいいから」
あげはを見たら、白と笑い合っていた。
龍にはいつも、少し緊張してぎこちなく笑うけど、白だとひまわりが咲いたみたいに笑う。
「あげはを、笑顔にできるのはきっと白だろ?」
龍じゃないーー。
優しさで包み込む白しかいない。
「白、ありがとうっ!
いつも、ありがとう。
本当に、ありがとう!」
「何、急に。
照れるんだけど。
あんま、ありがとう言うな」
なんだ?急にーーーー。
「だって、ちゃんと伝えないとそれが最期なら嫌だなって。両親が死んで、想いを口にする様にしてるんだ。
言えなくなったら、嫌だからっ!」
ーーーーーーーーぞくり。
急な寒気。
なんだろう、嫌な悪寒が走った。
だけど、きっと気のせいと打ち消した。
そう、気のせい。
だって、ひまわりみたいに笑うあげはが
ーー 儚く思えたなんて、嘘 ーー
そう、決め込んで。
はあ?
今、弟に頭撫でられたんだけど。
「ありがとうな。
だけど大丈夫。
あげはが、笑ってればそれでいいから」
あげはを見たら、白と笑い合っていた。
龍にはいつも、少し緊張してぎこちなく笑うけど、白だとひまわりが咲いたみたいに笑う。
「あげはを、笑顔にできるのはきっと白だろ?」
龍じゃないーー。
優しさで包み込む白しかいない。
「白、ありがとうっ!
いつも、ありがとう。
本当に、ありがとう!」
「何、急に。
照れるんだけど。
あんま、ありがとう言うな」
なんだ?急にーーーー。
「だって、ちゃんと伝えないとそれが最期なら嫌だなって。両親が死んで、想いを口にする様にしてるんだ。
言えなくなったら、嫌だからっ!」
ーーーーーーーーぞくり。
急な寒気。
なんだろう、嫌な悪寒が走った。
だけど、きっと気のせいと打ち消した。
そう、気のせい。
だって、ひまわりみたいに笑うあげはが
ーー 儚く思えたなんて、嘘 ーー
そう、決め込んで。