。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「あ、舞ちゃんのジュース無いね。
今冷蔵庫からっ!ーーっ!」



立ち上がったあげはが、頭を抑えてうずくまる。


「あげは?
どうした?」


嫌な予感。



「ん、立ちくらみかな?
最近暑いし、目眩かな。
大丈夫、最近よくあるんだよ」


ねえーー。






「病院、行こうよ。
ついてくから、明日」



あ、っと思いカレンダーを、みたら休み。


三連休だった。


運悪く重なるカレンダーの休み。
最後の一日。



「明後日なっ。
休んでてな、俺やるからっ」



ソファに、優しく寝かせたあげは。


ギュッ、と袖を握って来たあげはの瞼。




「ーーーーありがとう、白。
大好きだよ」








消えない不安ーー。



君が、居なくなる予感。


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