。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「たまには、黒でも役に立つよな。
穴場とか、"元遊び人"じゃなきゃ、わかんないしな!」
うわ、シュウのやつ、空気読まねーー。
「ちょ、舞ちゃんの前でそれやめてよ!」
賑やかな車内。
なんの変哲も無い、幸せなひと時。
「それは過去だから。
私は黒くんを信じる」
不意に発した言葉。
紛れもない、舞ちゃん。
舞ちゃんは、黒を一途に思ってる。
きっと黒も。。
「遊び人は、過去のこと。
今は舞ちゃんを愛す一人の男だよ」
車ん中。
ほんわりと周りに花が舞うのは、気のせいと決め込んで。
知らないふりをした。
横にいるあげはの手を、ギュッと握った。
やけに冷たいあげはの手に、泣きそうになった。
穴場とか、"元遊び人"じゃなきゃ、わかんないしな!」
うわ、シュウのやつ、空気読まねーー。
「ちょ、舞ちゃんの前でそれやめてよ!」
賑やかな車内。
なんの変哲も無い、幸せなひと時。
「それは過去だから。
私は黒くんを信じる」
不意に発した言葉。
紛れもない、舞ちゃん。
舞ちゃんは、黒を一途に思ってる。
きっと黒も。。
「遊び人は、過去のこと。
今は舞ちゃんを愛す一人の男だよ」
車ん中。
ほんわりと周りに花が舞うのは、気のせいと決め込んで。
知らないふりをした。
横にいるあげはの手を、ギュッと握った。
やけに冷たいあげはの手に、泣きそうになった。