。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「あ、キタキタ。
ミナミとシュウは?」


さも、当たり前の様にいるユウは、ニヤニヤしながら見ている。
その笑顔がやけに、胡散臭い。

「海の家で、寝てるよ。
すごい精神力。
つか、あり得ない!」

「まじかよ」

引き気味のレイがいた。


レイが、怖がりとかまじかな。

「レイの背中になんかいる」


ビクッ!!



お、いいリアクション。

今一瞬、肩が浮いたよ。

「なんだよ、やめれや。
つか、あげは可愛いな。
水着姿」


不意に今気づきました的な、レイがいた。

絶対、気づいてない訳ないのに。

「あの海の家さあ、カップルが心中したらしいよ?雨が降ったら帰らないと、やばいらしい!」


ビクッ!!

またもや、上がるレイの肩。



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