。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「ヘーーー、上等だね。
側に居られない社会人が、大切な人守れるの?
ありえない四六時中ずっと、一緒にはいられないんだよ」



「いや、夜は四六時中一緒だけどな。
朝もな」


大人げないと、笑う?
だけど仕方ない。

だってさあ、、
"せい"が挑発するから仕方ない。

「そうそう!
毎日あげはちゃん、抱きしめて寝てるもんね。
抱き枕みたいに!こないだキーーーぶっ!
何するんだよ!」


そう、せいが投げた麦わら帽子が、
黒に当たった。





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