。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
傷ついた顔の君。
優しいのが悪いーー?
いや、悪いのは俺。
「ーーーー悪かったよ。
好きだよ。
あげはちゃんが、好き」
傷つけてばかりの自分が今ーー。
変わろうとしている。
「ーーーーえ、せいくんっ。
好きって」
嘘じゃないーー。
「優しい君が悪いんじゃない。
優しい君にキスした俺が悪い」
いつも、嫌われ者の俺なんか誰も好きにならない。
「ありがとう、せいくん」
ーーーー?
ありがとう?
誰にも俺の気持ちんかわからない。
腫れ物に扱う様な冷えた瞳。
見下す冷たい瞳。
それがいつもだったのに。
目の前の彼女は、やんわり、と笑った。
そして"ありがとう"と口にした。
「好きをくれてありがとうっ。
でも、ごめんなさい。
あたしにはとても大切な人がいるから、気持ち受け取れなくて、ごめんなさいっ」
優しく君は振るけれどーーー
「ある意味逆効果だよ。
こんな扱い受けたの初めて。
やっぱり、諦めるのは無理だからーー」
そう口にしたのは
君の耳元で。
「やっ!」
びっくりしたのは俺の方。
「あげはちゃんの弱点みっけ!」
そう、普通に笑えたのは初めて。
優しいのが悪いーー?
いや、悪いのは俺。
「ーーーー悪かったよ。
好きだよ。
あげはちゃんが、好き」
傷つけてばかりの自分が今ーー。
変わろうとしている。
「ーーーーえ、せいくんっ。
好きって」
嘘じゃないーー。
「優しい君が悪いんじゃない。
優しい君にキスした俺が悪い」
いつも、嫌われ者の俺なんか誰も好きにならない。
「ありがとう、せいくん」
ーーーー?
ありがとう?
誰にも俺の気持ちんかわからない。
腫れ物に扱う様な冷えた瞳。
見下す冷たい瞳。
それがいつもだったのに。
目の前の彼女は、やんわり、と笑った。
そして"ありがとう"と口にした。
「好きをくれてありがとうっ。
でも、ごめんなさい。
あたしにはとても大切な人がいるから、気持ち受け取れなくて、ごめんなさいっ」
優しく君は振るけれどーーー
「ある意味逆効果だよ。
こんな扱い受けたの初めて。
やっぱり、諦めるのは無理だからーー」
そう口にしたのは
君の耳元で。
「やっ!」
びっくりしたのは俺の方。
「あげはちゃんの弱点みっけ!」
そう、普通に笑えたのは初めて。