。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
なんだ、笑えるんだ。
怖いギャルの印象から、一転一瞬で塗り替えられた。
「ねーねー彼女、来週文化祭で可愛いメイド服作るんだ。
協力してくれない?」
は?
どこらか聞き覚えのある声を目で追えば、シュウだった。
「え、あたし?
文化祭か。
いいよ?」
少し考えた後、二つ返事でオッケーした彼女。
「ーーーーあたし、黒羽 あげは。
よろしくねっ」
「「「あげは!?」」」
たまたま、かな。
あげはと同じ名前の女の子。
黒羽あげは。
「んっ、何?
見てたよね、君」
まさかの視線に気づかれたとは、思わず目を逸らした。
「え、まさかのレイ?
あ、まさかあげはちゃんと同じ名前に反応して、いたっ!」
つか、なんでコイツがここにいるわけ?
買い出しチームじゃない筈。
シュウの頭を軽く叩いた。
「あげはちゃんって誰?」
通称 黒あげはちゃんは、辺りを見渡した。
誰ってーーーーーー
メンバーの中で唯一の女の子は
たった一人。
あげはしか居ない。
だけどあげは、はいなかった。
「あれ?
あげは?
つか、せいは?」
ドキリ、とした。
あの二人がいない。
「あーあの二人なら、男子のが話あるって連れ出したけど?」
話ーーー?
「俺、探してくる!」
ひどく焦った様な白。
追いかけ様と、進ませようとした足は。
「ねえ、黒あげはちゃん。
LINEしてる?
教えてよ!」
カウンター席にいるシュウと、黒あげはちゃんに注がれた。
「行かないのか?」
ずっと黙っていた龍が喋った。
怖いギャルの印象から、一転一瞬で塗り替えられた。
「ねーねー彼女、来週文化祭で可愛いメイド服作るんだ。
協力してくれない?」
は?
どこらか聞き覚えのある声を目で追えば、シュウだった。
「え、あたし?
文化祭か。
いいよ?」
少し考えた後、二つ返事でオッケーした彼女。
「ーーーーあたし、黒羽 あげは。
よろしくねっ」
「「「あげは!?」」」
たまたま、かな。
あげはと同じ名前の女の子。
黒羽あげは。
「んっ、何?
見てたよね、君」
まさかの視線に気づかれたとは、思わず目を逸らした。
「え、まさかのレイ?
あ、まさかあげはちゃんと同じ名前に反応して、いたっ!」
つか、なんでコイツがここにいるわけ?
買い出しチームじゃない筈。
シュウの頭を軽く叩いた。
「あげはちゃんって誰?」
通称 黒あげはちゃんは、辺りを見渡した。
誰ってーーーーーー
メンバーの中で唯一の女の子は
たった一人。
あげはしか居ない。
だけどあげは、はいなかった。
「あれ?
あげは?
つか、せいは?」
ドキリ、とした。
あの二人がいない。
「あーあの二人なら、男子のが話あるって連れ出したけど?」
話ーーー?
「俺、探してくる!」
ひどく焦った様な白。
追いかけ様と、進ませようとした足は。
「ねえ、黒あげはちゃん。
LINEしてる?
教えてよ!」
カウンター席にいるシュウと、黒あげはちゃんに注がれた。
「行かないのか?」
ずっと黙っていた龍が喋った。