。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
「なんだか、活気に溢れてる気がするんだけど」
ミナミが、そう言った時ーーーー。
「あの、龍のことは誤解で。
龍は悪くないんです、付き合ってるのに拒んだあたしが、悪いのっ。
だから、龍を帰してください!」
必死なあげは。
あれは、悪かったのか、良かったのか分からない。
付き合ってたから、拒んでいたのを無理矢理ってのも、違う。
「ーーーー黒の気持ちを、無駄にしないでよ。
黒だって、辛かった。
警察関係者の立場で、あの場で黒が動いたのは正しかった。
黒だって、仲間に手錠掛けたんだよ。
黒泣いてたよ。
お願い、わかってよっ。
黒だって辛かったーーーー」
泣いていた黒。
嫌いなんて、言われて傷ついた筈。
だけどそれをあげはに言えない。
ミナミが、そう言った時ーーーー。
「あの、龍のことは誤解で。
龍は悪くないんです、付き合ってるのに拒んだあたしが、悪いのっ。
だから、龍を帰してください!」
必死なあげは。
あれは、悪かったのか、良かったのか分からない。
付き合ってたから、拒んでいたのを無理矢理ってのも、違う。
「ーーーー黒の気持ちを、無駄にしないでよ。
黒だって、辛かった。
警察関係者の立場で、あの場で黒が動いたのは正しかった。
黒だって、仲間に手錠掛けたんだよ。
黒泣いてたよ。
お願い、わかってよっ。
黒だって辛かったーーーー」
泣いていた黒。
嫌いなんて、言われて傷ついた筈。
だけどそれをあげはに言えない。