妄想中毒
少しおっちょこちょいで

職場で

なにか失敗してしまった様子の

ショートヘアの彼女。

『大丈夫だよ。失敗はだれにでもあるから』

『うん、ありがと。私に優しいのは真だけだよ…ぐすっ』

『我慢しないで泣いたらいいよ』

『うん…』

声をあげて泣く彼女。

『うぅっ…ぅおぇっ…げほっげほっ…ずるずるずるっ…おぇっ』




『そこは我慢してくれ』
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