夏の恋
「俺別れたぁ〜!」
その言葉と同時に夏月の
携帯がなった。
相手は非通知…
嫌な予感がした。
「誰〜」
「優衣だけど」
相手は優衣だった。
(だと思ったぁ〜だりー)
「あぁ〜んで何のよう?」
「ゆいのはる返してくんないかな?前の仕返しのつもり?」
「はぁ?」
夏月は苛々していた
はるが小声で「ゆい?」
と呟いた。
夏月は頷いて
「返してって夏別にとってね〜よ」
と言った。
「あんたがはるとキスしたとこ絢が見てるのに?」
(あら?やっちぁったね)
絢は誠也んちの近くに
住んでる優衣の
仲の良い子だった
「まぢ〜!うける♪」
夏月は優衣に男を
とられた時と同じ事を
言ってやった。
「優衣〜?人の男とると仕返しは必ず来るんだよ♪」
「お前いい加減にしな!てめぇなんかはるに相手にされないよ!早く捨てられちまえ!」
優衣の声は無性に
でかかったため
みんなにまるぎこえだった
みんな笑いこらえていた
ただはるだけは違った。
するとはるが夏月から
携帯をとった
「はるだけど今度夏に電話したら殺すよ。俺がこいつに惚れてんの。」
はるは切れ気味に言った。
「はる…ゆいははるしかいないの。何で田城夏月なの…」
「夏月が好きだから、じぁな!」
はるは一方的に切った。