HAPPY-LIFE
小学一年生の春

初恋の君

 俺はある人仲良くなる為に四つ葉のクローバーを探しに来た。

 願いの叶う四つ葉のクローバーに勇気を乗せてその子にあげるんだ。

 いつも先輩と一緒にいるからクラスでわ独りぼっち。
 ぼっちだから仲良くなりたいんじゃない。

 入学した時から仲良くなりたいて思った。
 目があった時から気になる。

 だから声をかける勇気ほしくて四つ葉のクローバーを探してる。

 「仲間外れがおるぞ」
 「お前変だぞ!」
 「お前の兄ちゃん黒やのになんでお前だけ茶なんや?」 

俺はハーフ。お父さんが日本人でお母さんがアメリカ人で俺はお母さん似。
 髪の色も目の色もお母さんと同じ。兄ちゃんと姉ちゃんは黒でお父さんと同じ。
 違うからって先輩達が意地悪してくる。普通なのに。

 「お前目の色も違うやん!」

 俺に近づいて来て俺を川の方突き飛ばさた。

 「地毛やもん!目も生まれつきやもん!可笑しくないもん!おか・・・」
 「きしょい」
 「河森(かわもり)君を虐めるなや!」
 「こいつが変なのがあかんねやろ」
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