HAPPY-LIFE
「文化祭を生き残るしか方法がありません」
「どうして?」
「この世界の文化祭最終日は十一月六日。繰り返してる波瑠さんならこの日何が起こるかわかってますよね?」
「ーーー君は死ぬ」
「ーーーが死ぬて誰に?」
「わからん。原田やない事はたしかどす。私は未来予知も予知夢も使えへん」
「だから回避出来ない」
「そう」
「死なせへん。絶対に誰も死なせへん」
「僕はーーーさんの為ならなんでもする。美緒さん、波瑠さん、信也さんよろしくお願いします」

辛い現実を知ってしまった。
この世界は偽りの理由はこれなんだ。

家に到着すると翔琉が居た。

「なんで居るん?」
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