HAPPY-LIFE
あ、あの童話の様にパンのちぎって落としてある。

「私達も連れて!」
「俺達も翔琉達が心配や!」

どうにかお願いして連れててくれる事になった。

「翔琉、美緒ちゃん、健太さん!」
「健太の身になんかあったら優希に怒られるなぁ」
「優希てまさか牧岡先生の事?」
「そう。あ、俺優希の旦那ね」

だから私達のお願い聞いてくれたんだ。

「先からずっと叫んでるけど返答ないか」
「あ、声がする」

声のする方に行くと健太さんが倒れていた。
胸にナイフが刺さっていた。

翔琉君の絶望の声が響き渡っている。
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