HAPPY-LIFE
原田祐司

君は何者なんだ?

「親も仲良いからおすそ分けしてもらねん」
「でミルバさんの働いてる会社は何処?」
「ここの近く!!」
「近くなら耐えられる!」
「そこまでして俺の荷物、持たなくても・・・」
「君達荷物めっちゃ多いけど大丈夫?」
「あ、パン屋のお兄さん」
「なんで俺がパン屋働いてる事知ってるの?」
「あ、この前パン買いに来た時にすれ違ったの!」
「あ、君ミルバ・ブラウンの息子か!」
「うん」
「持つの手伝うよ」

そのつもりだったけど・・・。

「この人は・・・」
「どうして?原田祐司には良心はあるて事?」
「え?なんかそうしないとこの先ずっと闇に振り回される気がして・・・」

つまり時間を戻した事で本人に気持ちが変わったの?

「こんな事話してもわかんないよなぁ。何処まで運ぶの?」
「あっちにある塾まで」
「わかった。後でなんで俺の名前を知ってるか教えて」

「翔琉、連れ居るの?あ、原田さん!?」
「あ、荷物いっぱいで困ってたのでお手伝いで」
「Yuji Harada murdered us.Tell me the reason.」
「!?」
「どういう事?」
「I do not want to die」
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