HAPPY-LIFE
「愛里も覚えてるの?私も。ドッペルゲンガーだったのかなぁって不安になるんだよね」
「私も同じ。健太は覚えてないみたいだし」
「寝ってて本当に覚えてない」

牧岡先生は一人になった後なにか考え込んだ。

「・・・記憶操作されてる。覚えてたらあの二人に都合が悪い記憶があった?それとも健太に都合の悪い記憶があった?」

牧岡先生はそう呟いた。

「どんな記憶?アヤと関係してる?あ、でもこんな事言っても警察は信用してくれないわ」

牧岡先生も色々気になるんだろう。

「あの二人に悟られないように黙っておこう。私も記憶操作されないよに。二人には健太を目撃して話した事黙ってたように」
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