HAPPY-LIFE
「だってこの世界偽りだと思うと悲しい。気づいた時どうしたらいいかわかんなくて今まで波瑠が繰り返してきた時間は俺達が受け入れられないから」
「・・・翔琉」
「俺が受け入れられないから波瑠苦しめられてる。でも俺はこの思い出を捨てたくないんだ。だって受け入れたらこの思い出は消えちゃうから」
「翔琉君たくさん悩んで良いんだよ」
「もし受け入れて思い出が無くなっちゃうなら目が覚めた時からまた楽しい思い出作ればいいんだよ。私は翔琉がどちの選択してもこの気持ちは変わらないから」
「と言ってもこの場所に留まる時間にタイムリミットがきってるけど」
「わかってるもん。本当はもう気持ちは決まってるけどまだダメなんだ」
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